PROFILE
プロフィール
大里 みどり
埼玉県川口市出身。
5歳より祖父の勧めでピアノを始める。
武蔵野音楽大学器楽学科打楽器専攻卒業、米国アスペン国際音楽祭および夏期講習会（奨学生）、L.H.スティーヴンス マリンバセミナー参加。
米国インディアナ大学ブルーミントン校音楽学部パフォーマー・ディプロマ科修了。その後、フィラデルフィア管弦楽団打楽器奏者であったA.エーベル氏の門下生となり研鑽を積む。
２００１年に日本へ帰国後は、国内外の演奏団体にて、フリーのティンパニ・打楽器奏者として演奏活動を続ける。
今までに、香港フィル、ソウル・フィル、マレーシア・フィル、NHK交響楽団、東京交響楽団、群馬交響楽団、札幌交響楽団のほか、バレエ、オペラ、室内楽、劇団、ミュージカル団体での演奏、CM・TV番組・映画での演奏及び技術指導、打楽器個人指導（小学生～大人）、グループ指導（ジュニア・オケ、市民オケ、学生吹奏楽部・管弦楽部）など、初心者、経験者と幅広く行う。
クラシック音楽の演奏活動のほかに、ラテン楽器、カホン、マリンバ、ドラムセットなどで、室内楽アンサンブルやバンド活動も行っている。
特に、デュオやトリオでの活動では、【音楽の玉手箱シリーズ】として、医療・教育施設等への訪問コンサートを企画。
『音楽が持つパワーと癒し』を信じ、必要としている現場への活動にも、ライフワークの一つとして積極的に取り組んでいる。
故小林美隆（NHK響団友）、三宅隆文、高井豊哉、上野信一、Gerald Carlyss（前フィラデルフィア管ティンパニスト）、Thomas Stubbs（セントルイス響）、Andrew Lazaro（ラテン楽器）、Don Liuzzi、Christopher Deviney、(共にフィラデルフィア管)、故Alan Abel（前フィラデルフィア管）らに師事。（順不同、敬称略）
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大里みどりさんは、1999年より私の門下生となり、2001年に日本へ帰国した後も、年に幾度も訪米し、個人レッスンを継続してきた。
彼女は、高い演奏技術と演奏家精神を兼ね添え、また才能に溢れている。
とても研究熱心で努力家で、粘り強く練習や演奏にのぞみ、打楽器奏者というキャリアに専心してきた。
打楽器セクションの一員という立場においては、他者との協調性を大事にしつつ、またここぞというときには手腕のあるところをみせてくれる。
その人格、決断力は、他への模範的なものであろう。
以前、NHK交響楽団の定期演奏会に出演した彼女の演奏を録画にて拝見したが、（交響曲第4番 G.マーラー）音楽の多様な要素に、種類豊富なビーターと奏法で対応し、タイミング、バランス、音色の選択、そしてmusicianship－どれも統制のとれた素晴らしい演奏であった。
これからも、多くの方々に、彼女の演奏を聴いていただける機会があるようにと、願う。
Step 1
アラン エーベル Alan Abel
フィラデルフィア管弦楽団 名誉団員 前フィラデルフィア管弦楽団 副首席打楽器奏者
前テンプル大学音楽学部打楽器科 准教授 PAS（全米打楽器協会） Hall of Fame
ニューイングランド音楽院 名誉博士号
前テンプル大学音楽学部打楽器科 准教授
ニューイングランド音楽院 名誉博士号
素晴らしい演奏家として、
そして指導者として、
大里みどりさんを高く評価しています。
我々は、最も優れた打楽器指導者のひとりであったAlan Abel氏に師事し、共に研鑽を積んできた。
私は、長年にわたり彼女の演奏を観てきたが、彼女の深い知識と豊かな演奏レパートリーは、彼女が優れた演奏家であり、また指導者であるということを物語っている。
加えて、彼女は、知識と経験を、それを必要とする人に惜しみなく提供したいと真摯に考えている。
自身を頼りにしてくる人たちの、進歩と成長を非常に大切にしている。
その豊富な打楽器演奏の技術と知識で、多様な生徒のレベルに対応できる彼女を、演奏家としても指導者としても、皆さんへ強く推薦する。
Step 1
ドン リウツィ Don Liuzzi
フィラデルフィア管弦楽団
首席ティンパニ奏者
カーティス音楽院 打楽器科講師
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